ブラジルの珈琲事始 [歴史]

コーヒーの産地として有名なブラジル
多くの日本人がブラジルに移民し、コーヒー栽培にたずさわった歴史もあります。
それほどブラジルのコーヒー生産は規模が大きいのですが、
コーヒーの起源をたどればイスラム圏にいきつくわけです。
では、歴史のどの段階でブラジルとコーヒーがクロスするのかと疑問を感じませんか?



パルヘッタというポルトガル人がいました。
パヘッタがフランス領のギアナを訪れたとき、新しい飲物であるコーヒーに目をつけたのです。
ギアナからコーヒーを持ち出すことは禁じられていたのですが、
パルヘッタはお偉方のご夫人に取り入り、コーヒーの種と苗木を国外に持ち出したのです。
権力者の周辺に取り入って、法を犯すというか、網の目をくぐりぬけるのは、
今も昔もかわらないようですね。


そしてパルヘッタはその種と苗木を持って、当時ポルトガル領だったアマゾン川河口のパラという町に帰任したのです。
パラで始まった小規模なコーヒー栽培が、やがてブラジル全土に広がっていったのです。
1727年の出来事です。

P9130207.JPG



密輸で始まったことが、ブラジルの一大産業になっていくのですから、おもしろいものですね。


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