ブラームスの交響曲第1番 [クラシック]
ケースから丁寧にCDを取り出し、デッキにセットする。
スピーカーから緊張感に満ちたドラマティックな音楽が響きだす。
ブラームスの交響曲第1番ハ短調。
ブラームスは彼の最初の交響曲を完成させるのに実に21年もの歳月を費やしている。
ブラームスは「石橋を叩いて」も渡らないほど慎重な性格の持ち主だった。
そして、ベートーベンに並々ならぬ畏敬の念を抱いていた音楽家だった。
もちろん、ブラームスは交響曲を作曲するにあたってベートーベンを意識した。しすぎるぐらいにしたのであろう。
交響曲を書くならば、ベートーベンに勝るとも劣らぬものを書き上げなければならない。ブラームスはそう意識したに違いない。
初演は大成功を収めた。名指揮者のハンス・フォン・ビューローをして
「ベートーベンの十番目の交響曲である」と言わしめた。
この曲を聴いているとおいしいコーヒーが飲みたくなる。
もちろん、そんなことは初めから分かっているから、
コーヒーを用意してから、音楽を聴き始めるのだけれど。
好きな音楽を聴きながら、おいしいコーヒーを飲むのもまた、至福の時ですね。
パパねこのやすらぎクラシック もよろしくね
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